身辺警備(ボディーガード)にはどうやったらなれるの?
目次
・ボディーガードになるための準備
・就職、転職活動時のポイント
・まとめ
身辺警備(ボディーガード)とは
「身辺警護」「SP」「ボディーガード」など、様々な呼称を
同じものと認識している方もいらっしゃるようです。
正確には以下の2つに分類されます。
・公的機関で働く
・民間企業で働く
<公的機関で働く場合>
SP(セキュリティポリス)は、警視庁に所属する
警備要員です。当然のことながら、警視庁の採用試験を
受験して合格することが第一歩となります。
合格後、一定の条件をクリアしている場合に
SPの候補者となり、専用の特殊な訓練を受けた上で
その中からさらに選抜された候補者がSPとして
活動することができます。
求められる条件には、身体的な内容や
武道の段位、射撃技術の実績、語学力など
複数の要素が含まれていて、
決して門戸が広いわけではありません。
<民間企業で働く場合>
警備員の業務のひとつに「身辺警備」があり、
通称としてボディーガードと呼ばれています。
民間企業のボディーガードは、必須の学歴や
資格はありません。警備業法に抵触さえしなければ
どなたでも採用試験にチャレンジできるため、
SPに比べると格段に門戸が広いと言えるでしょう。
ボディーガードになるための準備
第一に、身体能力が求められる仕事です。
これは警護する対象をあらゆる危険から守るという
職務柄、必須中の必須条件となります。
ボディーガードは、公的機関のSPとは違って、
拳銃など武器の所持が認められていません。
その上で、警護対象と自分自身の安全を確保する
ことが求められるため、身体能力は高いに
越したことがないのです。
また、単に身体能力が高いだけでなく、
護身術や格闘技といった具体的な対処技術や
危機管理力(自動車を運転する際の「かもしれない運転」
に通ずる先を読む能力)、警護対象が外国人の場合も
増えているため、語学力もあると有利でしょう。
<ボディーガードになるためのスクール>
上記の要素をすべて満たしている人は
圧倒的に少ないため、ボディーガードになろうと
考えている方を技術的・知識的にサポートする
スクールや養成所があることは
あまり知られていません。
ボディーガードやSPの経験者が運営していて、
基本的な知識から、万が一の場合の対処方法を
実践的に学んだり、現場で見聞きした情報を
守秘義務を逸脱しない範囲で教わることもできます。
ボディーガードを目指そうとお考えなら、
ぜひそんなスクールの情報をチェックしてみてください。
就職・転職活動時のポイント
実は「ボディーガード 求人」などと検索すると、
かなりの求人数がヒットします。
民間の警備会社が多くの募集を出していますから、
勤務地や給与など、多くの案件の中から
希望に近い募集が見つかる可能性は高いでしょう。
また、身体能力や護身術・格闘技の技術は、
学生時代に運動部に所属していたり、
近所の道場で鍛えていたという方なら
全く何もやっていない方よりは
選考が有利になりやすいと言えます。
ボディーガードも警備業の一環ですから、
警備員としての実務経験や「警備員指導教育責任者」
など警備関連の資格を持っている方も
採用される可能性は高いでしょう。
いずれにしても、警護対象の安全確保や
身体・生命を守るという仕事ですから、
とりわけ仕事に対する責任感が問われます。
過去の仕事や学生時代にまでさかのぼって、
物事に対する責任感や継続的な取り組みを
アピールできるエピソードがあると、
採用に向けて大きく前進できるはずです。
まとめ
民間の警備会社に入社することが事実上唯一の道。
・身体能力などのフィジカルと、責任感といった
メンタル面の両方で高い水準が求められる。
・スクールや養成所で受講してから、
選考の場に臨むほうが、採用される可能性が高まる。
この3点が今回の記事のまとめです。
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