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【年齢制限あり?】警備員には年齢制限があるの?

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【年齢制限あり?】警備員には年齢制限があるの?

【年齢制限あり?】警備員には年齢制限があるの?

「警備の仕事って若くないとできないんじゃないの?」
「年齢的に体力が不安だけど、応募してもいいのかな?」

そんな疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
特にセカンドキャリアや定年後の再就職先として
人気の高い警備業ですが、「年齢制限」という言葉が
頭をよぎると一歩を踏み出しにくいものです。

実際のところ、警備の仕事には年齢制限があるのか。
もし働けるとしても、自分に合った業務内容はどんなものなのか。
今回は「警備員と年齢」をテーマに、
警備業界の実態や働き方の工夫について詳しく解説します。

警備員の年齢制限とは

■警備員に年齢制限はある?
結論から言えば、警備員になるために特別な年齢制限はありません。
法律上は18歳以上であれば警備員として働くことが可能です。
つまり、10代後半からシニア世代まで、
幅広い年齢層がチャレンジできる職種ということになります。

ただし、「働けるかどうか」と「実際に採用されるかどうか」は別の話。
特に高齢の方の場合、企業側が体力面や健康状態、
業務遂行能力を不安視し、採用を見送るケースもあります。
例えば、施設警備(1号警備)では企業が
「高齢の方には任せられない」と判断する場合も少なくありません。

また、若年層においても未成年(18歳未満)は
警備業に就くことはできません。
これは、警備業法という法律によって厳しく規定されています。

つまり、「年齢が原因で絶対にできない」仕事ではないものの、
警備の種類や勤務先によっては、
年齢が採否に影響を与える可能性があるというのが現実です。

幅広い年代の警備員の実態

■年齢による違い
警備業界では、10代後半から60代、場合によっては
70代以上まで幅広い世代が活躍しています。

若年層(10代~30代)は、体力面での優位性があり、
屋外での誘導業務やイベント警備など、
動きの多い警備を任されることが多い傾向にあります。
一方で、40代~60代では、比較的落ち着いた
施設警備や巡回業務が中心になることが多く、
経験や安定感が評価されやすい傾向にあります。

年齢によって求められる役割や適性が異なるため、
無理のない範囲で活躍できる仕事を見極めることが重要です。

■シニア警備員の特徴
特に60代以降のシニア警備員は、年金を補填するための副業や、
社会とのつながりを保つために警備の仕事を選ぶ方も多いです。

この層に向いているのは、落ち着いて立哨できる施設警備や
駐車場警備など、比較的体力負担の少ない業務。
特に2号警備(交通誘導警備)は、年齢による制限が少ないため、
60代以上の採用実績も多く、
シニア層が安心して取り組める警備形態といえます。

ただし、高齢者の労災の多くは「転倒事故」であることも事実。
企業によっては、体力やバランス感覚の衰えを懸念し、
慎重になる傾向があります。そのため、シニア警備員には、
無理をしないシフト設定や、健康管理の意識の高さが求められます。

警備業務の適性と年齢層

■1号警備・2号警備の特徴
1号警備(施設警備)は、ビルや商業施設、病院、学校などの常駐警備を指します。主に受付や巡回業務が中心で、長時間立ち仕事になることもあるため、一定の体力は必要ですが、比較的安定した業務です。
ただし、前述の通り、企業によっては高齢の警備員を敬遠するケースもあり、年齢が直接採用に影響を及ぼす場面もあることは念頭に置く必要があります。

一方、2号警備(交通誘導・雑踏警備)は、工事現場やイベント会場などで歩行者や車両の安全を守る仕事。こちらは年齢による制限が最も少ない警備形態です。体力が求められる場面もありますが、シニア層が数多く活躍している現場でもあり、就業の間口は広めです。

■3号警備・4号警備の特徴
3号警備(輸送警備)**は、現金や貴重品などを安全に運ぶ業務。専用の輸送車両を使い、厳重な管理のもとで行われます。この業務では、重い装備品を身につけて長時間の勤務が必要となるため、体力的な負担が大きく、年配の方には不向きです。
また、緊急時の判断力や俊敏な対応も求められるため、若年層や中堅層向きの警備と言えるでしょう。

*4号警備(身辺警備・ボディーガード)*は、個人の身の安全を守る非常に専門性の高い警備です。経験や訓練、さらには強い体力と瞬時の判断力が要求されるため、未経験かつ高齢の方がいきなり就ける業務ではありません。採用自体も限定的で、特殊なスキルや経歴を求められることが多いのが特徴です。

年齢に合わせた働き方の工夫

年齢を重ねた方が警備員として長く活躍するためには、
「無理をしないこと」「体調と相談すること」「適した現場を選ぶこと」が重要です。

特にシニア層の場合は、
健康診断の結果を活かしたシフトの調整や、
短時間勤務、座ってできる業務などを選ぶ工夫が必要です。
企業によっては、年齢や健康状態に配慮した職場環境を
整えているところもあるため、面接時にその点を確認すると安心です。

また、「適性検査」や「業務前研修」などを通じて、
自身の体力や反応速度を見直すこともおすすめです。
無理に若い世代と同じ土俵で働くのではなく、
年齢に応じた強みを活かした働き方が、
結果として長く続けられるキャリアにつながります。

まとめ

警備の仕事は、「18歳以上」であればどなたでも挑戦できる仕事ですしかしながら、警備の種類や職場環境によって、年齢が採用や適性に影響することは事実です。

たとえば、2号警備は年齢による制限が少なく、シニア層でもチャレンジしやすい一方で、3号・4号警備では体力や判断力が求められ、高齢の方にはハードルが高くなる傾向があります。

だからこそ、自分の年齢や体力、生活スタイルに合った警備業務を見つけることが、無理なく続けられるキャリアの第一歩となります。シニアだからといって諦める必要はありません。むしろ、落ち着きと責任感のある姿勢は、警備業界にとって非常に貴重な戦力です。
あなたも、自分らしい働き方で警備の世界に一歩踏み出しましょう。


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