雨の日はお休み?警備員の雨天時のお仕事事情とは?
目次
・雨の日の警備業務の注意点
・雨の日だからこそ配慮したいこと
・まとめ
雨天時に中止になる警備案件
雨が降るとあらゆる工事が中止になる、
イコール警備も中止になる…と
思われる方がいらっしゃるかもしれませんが
実は工事の種類によって事情は様々です。
たとえば、
土木工事(道路舗装や路盤・河川の工事など)
については、危険度が高いため中止になることが
ほとんどです。同様の理由で、電線の保守などの
電気関係の工事も中止になります。
逆に雨でも行う工事の代表格が造園です。
よほど雨風が強くない限りは工事を行うので、
交通誘導警備でシフトに穴を開けたくない方は、
造園関係の工事の警備を希望するといいでしょう。
あとは建築関係も基礎工事や電気配線以外の
工事なら雨でもおおむね行います。
イメージ的には8割くらいは雨でも
工事をしますので、建築関係も安定シフトに
つながる分野だと言えるでしょう。
もちろん、工事を行うか否かは建設会社の
判断ですので、必ずしも上記のとおりとは
言い切れないとご理解ください。
雨の日の警備業務の注意点
雨の日でも晴れの日でも、
業務内容に大きな違いはありません。
違うのは、リスクが高まるという点です。
雨の日は見通しが悪くなり、
誘導指示が伝わりにくくなります。
クルマの中から前方が見えにくい
というのもありますが、歩行者も傘をさして
足元に注意が向きがちです。
加えて、雨の音というのもやっかいで
晴天のときより大きな声で指示を
しなければ、ドライバーや歩行者が
聞き洩らす可能性もあります。
また、雨の日は路面が滑りやすいため、
早め早めの指示出しが欠かせません。
特にマンホールや敷き鉄板がある
現場では要注意です。
何より、警備員自身がカッパなどの
雨具を身に着けていて、通常より
動きづらくなっています。
こういった要素を総合すると
事故が起きるリスクは晴天時とは
比べ物にならないほど高いという
認識を持って現場に立つ必要があります。
雨の日だからこそ配慮したいこと
雨の日の休憩時間は、雨宿りをしたくなるものですが
マンションのエントランスや店舗の店先といった
「民地」で雨宿りをすると、クレームの原因になり得ます。
そうならないよう、雨の当たらないスペースを
作るという発想が大切です。
たとえば、小型の折り畳み椅子(キャンプや釣り用の
小さい椅子)にあらかじめ折り畳み傘をかけておき、
休憩時間に濡れていない場所に座れるよう
準備をしておくと安心です。
雨の日は晴天時より業務で神経を使いがちです。
小さなことでも、リラックスして休息できる
環境があれば、休憩後の業務で集中力が戻り、
現場の安全を担えるよう体力も回復しやすいと
いうものです。
まとめ
工事の分野によって異なる。
・雨の日は警備業務中のリスクが
高まることをあらかじめ認識することが大切。
・雨の日の休憩は晴天時より注意が必要。
ちょっとした取り組みでしっかり休める
環境づくりがポイントになる。
この3点が今回の記事のまとめです。
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