警備員は腰痛になりやすい!?ならないために日頃からやっておきたいアレコレとは?
目次
・予防のために心がけたいこと
・業務時間中にできる対策
・まとめ
警備員の腰痛リスク
そもそも腰痛には、数多くの原因があるため
一概に「これだけ気をつければいい」と
いうことはありません。
とはいえ、以下は警備員によくありがちな
腰痛の原因です。
・冬場の朝
気温が低い冬の朝に目が覚めて、
体を起こそうとしたら腰に傷みが走る…
これはよくありがちな原因のひとつです。
警備の仕事の多くが1日中立ちっぱなしだったり
座りっぱなしであることが多く、同じ姿勢で
長時間過ごすことによる筋肉の疲労・硬直と、
睡眠の時間もしくは質の低下による
回復不足が考えられます。
・運動不足
日常的に運動をしていないと、
見た目の体形はもちろんですが
姿勢を維持するインナーマッスルも
落ちてしまいます。
インナーマッスルが落ちてしまうと
姿勢が悪くなったり内臓を支える
力が衰えて胃や腸の位置が下がり
「ぽっこりお腹」の原因になり得ます。
また、代謝が悪くなる可能性も高く
生活習慣病の発症につながりかねません。
・食生活
腰痛に限った話ではありませんが、
食生活が乱れたり不摂生が続くと
体調を崩してしまったり
腰痛になってしまう可能性が高まります。
具体的には、糖質が多く
タンパク質やカルシウムが足りない
食事を続けると、筋力の低下や
身体機能の低下につながり、
腰痛をはじめ体調不良の原因に。
日勤と夜勤がある警備員は、
生活リズムも変則的になりがちですから
栄養バランスを意識することが大切です。
予防のために心がけたいこと
リスクばかりを考えても仕方ありません。
日頃から少し注意をするだけで、
ある程度リスクを低減できます。
・ストレッチ
筋肉をほぐし、リラックス効果もある
ストレッチは特にお風呂からあがって
就寝前に行うと効果的です。
疲労回復を促す効果も期待できます。
・体幹もしくは筋力トレーニング
ハードな筋トレをする必要はありませんが、
普段のコンディションをキープする意味でも
体幹トレーニングや筋力トレーニングは
効果的です。
体幹トレーニングの代表的なメニューに
「プランク」がありますが、これは
インナーマッスルを鍛えることにつながり、
上記の「運動不足」でお伝えした
リスクを低減することができます。
筋力トレーニングも同様ですが、
一度筋肉を壊して再生するためには
実施と休息を交互に取る必要があります。
いっぽうで体幹トレーニングは、
対象の筋肉が小さく負荷も小さいため
短い時間で毎日行うことができます。
習慣化もしやすいので、これまで日常的に
運動をしてこなかったという方には
特におススメです。
・ウォーキング
体幹トレーニングと同様に、骨盤まわりの
筋肉を鍛えることができるウォーキングは、
有酸素運動なので代謝の改善も期待できます。
ジョギングや筋トレに比べて疲労感も
感じにくいですから、これも運動初心者には
うってつけのメニューと言えるでしょう。
・食事の改善
白米やパン・お菓子といった糖質を控えめにして、
小魚や乳製品でカルシウムを、肉や魚・大豆製品・
卵などでたんぱく質を多く採る食事を
心がけましょう。
特にたんぱく質は、男性で60g~65g、
女性で50g~55gが1日に必要な量と言われています。
食事だけで確保することが難しいようなら、
プロテインなどで補うと無理なく採れるでしょう。
上記の運動と併せて取り組めば、
体質・体形の改善・向上も期待できます。
業務時間中にできる対策
ここまでは、注意点や予防に関して
お伝えしてきましたが、すでに腰痛で
お悩みの方も多いかと思います。
ここでは、勤務中にできる腰痛対策について
挙げていきます。
※ただし、冒頭でお伝えしたとおり
腰痛の原因は千差万別です。
症状によっては逆効果になる可能性も
否定できませんので、医療機関を
受診した上で、自分にとって有用な対策を
ご確認ください。
・真っすぐに立つ
片足に重心を置くような立ち方をせず、
両足に均等に重心を置き、背筋や首を伸ばす
もしくは若干胸を張る意識で真っすぐに
立つことを心がけましょう。
そうすることで適切な姿勢が維持できます。
・足に合う靴を履く
靴の中で足がズレる量が多いと
腰痛になってしまう人がいます。
市販の靴だとなかなかピッタリの
サイズがない場合は、インナーソールを
入れるなど、調整をすることで
フィット感を増すことができます。
・足を上げて歩行する
歩くときにかかとを引きずるような
歩き方をするのではなく、意識して
足を上げる歩き方を実践しましょう。
ウォーキングとまでは言いませんが、
足を上げて歩くだけで体の前後の筋肉に
バランスの良い刺激を与えることができます。
・冬の朝風呂
冬場は低い気温がことさら腰痛を
助長することもあります。
そんなときは朝風呂がベター。
腰を含めて体全体が温まり、
血流も良くなるのでおススメです。
まとめ
姿勢の悪さや運動不足など日常生活が
起因している可能性が高い。
・だからこそ、予防についても
日々のちょっとした取り組みの継続が大切。
・すでに腰痛を患っている方は
まずは医療機関へ。症状や原因に
応じた対策を行うことが不可欠。
この3点が今回の記事のまとめです。
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