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警備員が敬礼をする理由とは?知っておきたい敬礼のルールをご紹介!

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警備員が敬礼をする理由とは?知っておきたい敬礼のルールをご紹介!

警備員が敬礼をする理由とは?知っておきたい敬礼のルールをご紹介!

警備員の動作の中で、ときおり見られる「敬礼」。規律や礼儀を重んじる職業に見られるこの動作ですが、警備の仕事においてはどのような意味を持ち、どんな場面で行われているのでしょうか?

今回は、警備の現場における「敬礼」の基本から、実際に敬礼を行うタイミング、そしてその背景にある意味や意義について、分かりやすく解説していきます。特にこれから警備の仕事に就こうと考えている方にとって、知っておくと役に立つ内容をお届けします。

敬礼とは?

敬礼とは、相手に対して敬意を示し、
敵意がないことを伝える非言語的な
挨拶の一つです。
軍隊や警察など規律を重んじる組織で
よく見られますが、警備の仕事でも
一定の場面で取り入れられています。

警備員にとっての敬礼は、
「信頼」「安心感」「誠実さ」の象徴でもあります。
特に1号警備(施設警備)では、
来訪者や関係者に対して敬意を示す目的で、
必要に応じて敬礼を行うことがあります。
警備員の敬礼は、
「私はこの施設の安全を守っています」
「安心してお越しください」という
メッセージを含んでいるのです。

ただし、警備業界における敬礼は、
軍隊や警察のような厳格なルールに則って
日常的に行うものではありません。

警備会社や現場によっても違いがあり、
厳格な現場であれば敬礼が日課と
なっている場合もあります。
一方で、比較的カジュアルな現場や
2号警備(交通誘導など)では敬礼自体を
行わないことも少なくありません。

敬礼の姿勢とポーズ

敬礼の基本姿勢は、相手に対して礼儀を示す動作であるため、正しい姿勢と丁寧な動きが求められます。以下に基本的な敬礼のスタイルを紹介します。

■正しい立ち姿と敬礼の姿勢
基本の立ち姿は以下の通りです。
・背筋をまっすぐに伸ばす
・足は肩幅に自然に開く
・顎を引いて目線は正面
・両手は自然に下ろすか、敬礼に備えて準備

この基本姿勢を取ることで、
敬礼の動作がより引き締まり、
相手に対して誠意と信頼感を与えることができます。

■敬礼のポーズと手の動き
敬礼時の手の動きは、簡潔で丁寧に行うのがポイントです。以下は、一般的な立礼(手を額に添える敬礼)の動作です。

1.右手の指を揃え、まっすぐ上げる
2.指先を帽子のつば(または額の高さ)
に当て、手のひらを下に向ける
3.1~2秒静止
4.ゆっくりと手を元の位置に戻す

この一連の動作は、機械的ではなく、
相手に気持ちを込めて
丁寧に行うことが大切です。
目礼や会釈の場合も同様で、
頭を軽く下げるだけの動作であっても、
しっかりと相手を意識して行うようにしましょう。

敬礼の重要性と意義

ここまで敬礼のやり方やタイミングに
ついてご紹介しましたが、敬礼の本質的な意義は
「相手に対する敬意と誠意の表現」にあります。

■警備員としての誇りと信頼
敬礼には、警備員としての誇りや
社会的信頼を表現する力もあります。
制服を着て敬礼を行う姿は、
通行人や利用者に対して安心感を与え、
「この施設はしっかり管理されている」
という印象を与えることができます。

実際、きちんとした敬礼を交わす
警備員がいる施設では、
利用者や訪問者からの評価も高く、
施設全体のイメージアップにも繋がります。

敬礼を行うタイミングと場面

敬礼を実際に行うタイミングは、警備の現場では以下のように限られています。

●日勤・夜勤の引継ぎ時
●来訪者の対応時(特に施設の出入口など)
●上司や関係者への挨拶
●式典や公式行事の際


1号警備の現場では、
来訪者に対する丁寧な対応の一環として
敬礼が行われることがあります。
たとえば、オフィスビルの受付、
官公庁、ホテルの玄関など、
一定の品格が求められる場所では、
敬礼によって現場の品位を保つことができます。

逆に、2号警備ではほとんど敬礼は行われません。
交通誘導や駐車場整理などの現場では、
挨拶や身振りでのコミュニケーションが中心となります。

■敬礼の際の挨拶と言葉遣い
「おはようございます」「お疲れ様です」「よろしくお願いします」など、敬礼をする際には言葉も重要な要素です。特に引継ぎの場面では、こうした言葉と敬礼を組み合わせることで、業務の区切りを明確にし、緊張感や信頼関係を保つことができます。

言葉遣いは丁寧語を基本とし、相手に敬意を示す姿勢が大切です。声のトーンははっきりと聞こえる程度に保ちましょう。

<まとめ>

警備の仕事をこれから始めようとしている未経験者にとって、敬礼は「やや堅苦しい」と感じるかもしれません。しかし形式的であっても意味のある動作であり、相手への配慮や信頼の証として大きな役割を果たしています。

・敬礼は、敬意と安全を伝えるための基本動作
・場面によっては目礼や軽い会釈で対応するのが一般的
・1号警備では敬礼を求められる現場もあるが、2号警備ではほとんど行わない
・敬礼とあわせて丁寧な挨拶・言葉遣いを心がける
・敬礼は、自身の意識を高め、周囲との信頼を築く手段となる

まずは自然な挨拶から始め、
必要な場面でしっかりとした敬礼が
できるようになれば、立派な第一歩です。

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